Research of manpower supply business field.

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東田康之

スタッフ募集の切り札 登録機会の拡充

本日の日経産業新聞にマンパワージャパンの記事が出ています。

マンパワー
人材登録、首都圏で強化
10以上の拠点来年中に開設

曰く『マンパワーは登録者の獲得増加に向けて首都圏での登録拠点開設を加速する。2007年中に10以上の拠点を開設する。主に都心と郊外の鉄道のターミナル駅に拠点を置き、登録者が来訪しやすい環境を整える。登録者集めをテコ入れして人手不足に対応する。』

昨今スタッフ枯渇が深刻化し、その対策として広告媒体を増やすことを考えられておられる派遣会社が多いようですが、私見ではこれはあくまで対策の一つに過ぎず、もっと優先すべき課題があるでしょ、といいたいところです。それは何かと問われたら

  1. 募集広告の反響の受け皿を整備すること。
  2. スタッフ支給時給を上げること(これが最強の手法)。
  3. ただで登録してもらうこと(スタッフ紹介)。

2,3は今回のテーマでは扱わず、1について詳述しますと、いくら広告費をかけても肝心の受け皿が不十分ではせっかくの応募者がこぼれてしまいます。このことに意を払わず募集予算の使い方ばかりに気を取られる経営者が多いのではないでしょうか?
さてその受け皿とは何か?登録機会を充実させることです。具体的には

  1. 登録拠点数の増加
  2. 出張登録会の開催
  3. 平日の日中以外の登録会(平日夜間・休日)の拡充

人材紹介会社のカウンセラーは土日含んだ出勤日シフト制が常識ですが、派遣会社で休日登録会をしておられるところはまだ少ないです。それでスタッフ募集難を嘆くのは、紹介会社からみると甘ちゃんです。(ちなみに当社は土曜日の面接が総面談数の半分を占めます。)

それはさておき、①が重要であることはいうまでもないことで、マンパワージャパンはこれを強化しようと言うのです。さてそこで他の大手派遣会社の登録拠点出店状況はどうかという興味が出ますが、そんな資料はありませんので私が午前中かけて調べたもの表にして披露します。

売上1000億を超える超大手6社の東京都内の登録拠点数(営業拠点ではない)をみると、二派に分かれます。多店舗型がテンプスタッフ(19)とリクルートスタッフィング(13)、主要店舗型がスタッフサービス(5)、パソナ(9)、アデコ(7)、マンパワージャパン(7)。マンパワーはこの7を来年中に17以上に急拡大するというわけです。

さてそんなことは超大手のすることで、俺達中小には雲の上の話、と思われる向きもおありでしょうから、資本系派遣会社(とは言っても100億超)9社の都内出店状況も調べてみました。1拠点のみ2社、2拠点3社、3拠点(最多)が4社でした。

感想をいえばもう1拠点ぐらいは増やしてもいいかもしれません。大阪の拠点数との割合からみてそう思います。資本系派遣会社の拠点はどうしても派遣先である親会社の近辺に立地せざるを得ないことはわかりながらも、それは会社側の都合で、登録スタッフにとっては何の関係も無いことです。スタッフサイドから考えればどこがいいかは、既に考えつくして他社が出していらっしゃる場所になりましょうか。

ともあれコメント無しの素のデータを東京、大阪で出しますのでじっくりにらんでお考え下さい。