先週に続きある派遣会社社長の独白
『うちの会社は登録者不足で悩んでおるが、コーディネーターは夜帰るのは早いし、休日は誰も出勤しておらん。募集したい人は日中働いてるだろうから登録に来れるのは平日の夜か休日しかなかろうに、こんなことでいいんかいなあ、、、。せっかく募集費しこたま使っても肝心の受け皿がこれではカネの無駄遣いと違うかい、、、。他社は夜間休日登録どうしてる? 誰か調べてくれえ、、、!』
はいはい、私が調べましょう。データソースは先週に引き続き、派遣集合サイトです。これのお仕事検索欄でなく派遣会社検索欄を開けて、「派遣会社の特徴から探す」の検索項目の中の「夜間休日登録もOK」という項目が目当てです。この選択項目を設けているのは派遣ネット(インターワークス)、en派遣(エンジャパン)、派遣ジョブ(オーピーエヌ)の3サイトのみで、リクナビ派遣、はたらこネット、マイナビ派遣、@ばるにはこの欄ありません。
さて前者3サイトのうち、派遣ネット、派遣ジョブでは「夜間休日登録もOK」の項目は数ある検索用の特長の中のひとつにすぎず、必ずチェックを入れなければならないものではなさそうです。しかしen派遣のみは独立した項目に
▼登録曜日・時間で選ぶ
□平日18:00以降も登録OK □土曜日も登録OK □日曜日も登録OK
があり、(
http://haken.en-japan.com/company_search/ 最下段参照)掲載各社は必ずこの項目にチェックを入れなければならない構成になっています。したがって今回はen派遣を調査対象とします。
その結果は、、、。
関東圏で見ますと、総参画会社数は556社。
うち
平日18:00以降も登録OK 460社(82.7%)
土曜日も登録OK 288社(51.8%)
日曜日も登録OK 106社(19.1%)
〔夜間登録OK〕
8割を超える会社が開催。当然ですね。
〔土曜登録OK〕
参画社数の半分が何らかの形で登録面接をしております。
土曜OKの288社全ページを開いてその開催内容をチェックしたのが下の表です。
応相談/お問いあわせ下さい/随時受付中・・ 132社(45.8%)
毎週定時開催・・・ 75社(26.0%)
月1回開催・・・・ 9社 (3.1%)
月2回開催・・・ 10社 (3.5%)
記述なし・・・ 62社(21.5%)
毎週開催会社は契約社員主体の登録センターを持つ超大手と、印象論ですが独立系の 若い会社が多いようです。社員の写真の雰囲気から感じます。休日出勤もいとわず、という感じです。
〔日曜登録OK〕
参画社数の20%弱しか(も)日曜日開催しています。さてどんな会社かと106社全件チェックしたところ、一部を除き、事務派遣会社で中堅どころ以上の会社は有りません。業界通の私でさえ聞いたことの無い名前の会社がほとんどで、予想通り営業・販売系が多いです。大手で目に付いたのは3社。パソナが表参道の倶楽部PASONAで受付。アデコは外資・国内金融支社のみが。スタッフサービスがもっとも積極的で土日祝日専用電話回線を設けており、先ほど電話したらテープ録音でなく生身の声が応答しました。こちらの最下段です。
http://haken.en-japan.com/company_search/description.cfm?_PS_=M%3D0%26startRow%3D91%26ut%3D20%26us%3D2%26ua%3D24%26ar%3D0%26rt%3D0000%26registDateTimeIDList%3D2&CID=1217
この専用回線0120-492-022は全国共通番号です。全国登録拠点の土日祝日面接予約を 集中受付しているのです。
さて東海・関西も調べました。
東海 関西
総参画会社数 61社 156社
平日18:00以降も登録OK 56社(91.8%) 118社(75.6%)
土曜日も登録OK 40社(65.6%) 76社(48.7%)
日曜日も登録OK 16社(26.2%) 32社(20.5%)
3大都市圏試験では東海が一番がんばっています。
3地域まとめての結論を言えば夜間登録開催は当たり前(75~92%)、土曜開催は半分前後(49~66%)の会社が開催しているが、定期開催よりも「随時相談」が多い。日曜まで開催は少数(19~26%)ということです。
面談要員ですが、月~金の夜間面談はシフト出勤で乗り切るにしても、休日出社要請して代休取得で平日休まれるのもつらいし、代休取らせないのはもっとつらいし、かといって面談専門の契約社員に任せるのもノンマネジメントで難しいし、かといって俺は休日出たくない、、、、。しかしスタッフ不足の折から休日登録はやらないと、、、。
幹部の皆様にはいろいろお悩みがあろうとは存じますが、やってる会社がある限りはやはり何らかの手を打つべきでしょうね。
ちなみに登録面接を呼び込むことでは紹介業者の私も同じ立場ですが、私の経験を言えば土曜こそかきいれ時です。また登録者の立場からは2連休の初日(土曜日)を使いたがります。日曜は嫌がられます。
今回はかつてご覧になったことのないデータをねじり出し、経営判断の材料に提供するしだいです。