Research of manpower supply business field.

他に類のない派遣業界幹部向けの会員制メールマガジンを発行し始めて4年になります。派遣業界に 関する話題を斬新独特の切り口で取り上げ、多くの派遣会社管理職の皆様に愛読いただいております。そのバックナンバーの一部を御覧下さい。

東田康之

主要職種派遣人数の5年間推移
前号に続き日本人材派遣協会四半期調査データ加工の続編です。

  この5年間で主要派遣職種はどれぐらい伸びているのか。
     ~伸びている職種はどれで伸びてない職種は何か?

この「基本中の基本の疑問」を解消する人目でわかるグラフを作りました。データ出所は日本人材派遣協会四半期業績調査。協会ホームページにあるこちらの9&10ページ目

http://www.jassa.jp/admin/info/upload_image/080204summary.pdf

の数字を5年間拾ってグラフにしたものです。これぐらいは誰でも出来るが、多分誰もやってないであろうコロンブスの卵のデータ加工です。

結果は、、、

稼動人数を26職種だけに限定すると、5号事務用機器操作職が全26職種に占める割合はこの5年間で49.7%→60.8%までシェアを高め、かつ全26職種の増分の90.2%をこの職種の増分が占めており、また5年間の伸びが68.5%と、これが26種全体の37.8%の伸びを牽引していることがわかります。事務用機器操作、「いのち」ですね。

お断りとしては、この協会調査は10年ほど前からその時点の主要加盟会社に回答依頼して始まったものですので、主たる取り組み領域が事務派遣である会社が中心で、1999年以降に解禁された新職種に対しての取り組みは薄いか、取り組んだとしても専門子会社にカウントされており、結果として営業、販売、製造といった新職種はこの回答会社にはない専業会社が頑張って伸ばしていること、この調査数字だけを見ては全体傾向を見誤る恐れがあることをお含みください。販売職種を例にとると、この領域はここにはない販売専門派遣会社の独壇場です。製造は回答会社からの集計でも伸びてはおりますが、、、。

お断りの二つ目はこの調査は特定の会社群のみを対象にした定点調査であって、この会社以外の「総パイ」の集計ではないことです。したがって全体傾向はうかがえません。しかし特定の会社のみの5年変化ということは、皆様の会社単体の変化を比べるにふさわしい指標であるといえます。