他に類のない派遣業界幹部向けの会員制メールマガジンを発行し始めて4年になります。派遣業界に 関する話題を斬新独特の切り口で取り上げ、多くの派遣会社管理職の皆様に愛読いただいております。そのバックナンバーの一部を御覧下さい。
東田康之
パソナの5月決算の発表まで発行を見合わせておりました恒例上場会社損益計算書比較をとり行いたいと思います。今年はテンプスタッフの上場後初のフル決算も発表されましたので、この巨大戦艦大和と武蔵の比較を中心に、横に駆逐艦2隻(フジスタッフ、ピープルスタッフ)を並べます。他に上場派遣会社としてはインテリジェンス、パソナテック、クリエアナブキがありますが、スペースの関係で上記4社のみ取り上げます。
添付資料は各社ホームページのIR情報ページ掲載の最新決算短信の単体の部の損益計算書から主要指標を抽出して比較対照できるように並べました。またパソナとテンプは子会社で多様な事業を展開していますので人材事業分野別の売上高は連結決算数字を採用しました。売上小さく利益の大きい紹介事業部門は単体数字には入っておりません。
比較対照の見所としては売上原価率水準、募集費比率、一般管理費販売費中の給与・賞与比率、賃借料比率、営業利益率といったところでしょうか。また今回決算では偶然にもパソナとテンプの単体売上高がほぼ同額ですので各費用項目の実額がそのまま比較対照できます。規模は同じなのにその内容は両者驚くほど違います。いちいち指摘しませんのでじっくり御覧下さい。私見ですが事務系派遣会社の指標上の標準はパソナ、テンプの超大手ではなく、フジスタッフ、ピープルスタッフ(日本人材派遣協会会長会社)ではないでしょうか。