他に類のない派遣業界幹部向けの会員制メールマガジンを発行し始めて4年になります。派遣業界に 関する話題を斬新独特の切り口で取り上げ、多くの派遣会社管理職の皆様に愛読いただいております。そのバックナンバーの一部を御覧下さい。
東田康之
前職時代の資料を整理していたら10年前の日経流通新聞の第14回サービス業総合調査(96年10月15日)が出てきました。その人材派遣のページをご参考までに添付します。95年7月から96年6月までの間に決算を迎えた会社の売り上げランキング表です(マンパワージャパンは当時未公表)。印刷いただいて直近の同紙調査と比較してください。
→人材派遣会社売上高ランキング比較
ちなみにこの間に1位は900億(パソナ)から3260億(スタッフサービス・ただしグループ総売上)に、第10位の会社の売り上げは61億から310億に、第20位は34億から128億に、第30位は22億から73億に伸びております。また当時10位の61億は昨年では39位に位置します。派遣業界はこの9年で猛烈に市場拡大したことがお判りいただけると思います。
ところでこの成長度のほかに目を引くことは、10年前の会社の現在の状況です。この調査の上位30社のうちなんと10社が現在存在しておりません。まずは添付ファイルをコピーいただきそれを眺めながら以下をお読みください。
・・・・・・・・・・・・・・・幕間・・・・・・・・・・・・・・・
内訳を言えば
この通信の読者の皆様は業界歴浅い方が多いのでこの変貌をあまり実感として感じられない方がほとんどかと思いますが、10年で業界上位30社中10社が既に無いとは凄まじい世界です。この業界はダイナミックに動いています。
しかしこの10年前のランキング評、しげしげと眺めますと、今とは隔世の感がありますね。一部大手を除く売上高の小さいこと! 旭化成アミダスは43位で15億(昨年87億)、松下エクセルスタッフ(当時エクセルスタッフ)は48位で14億(昨年252億)、、、。従業員数もこれに比例して急増しています。
人材紹介業に目を転じますと、資料右上を御覧下さい。1位と2位は東西分社化していた頃の現リクルートエージェントで合計50億が今や260億。もっとすごいのがこのリストには無いインテリジェンスです。無いのも当然で、この段階ではまだ紹介業始めていませんでした。始めたのはこの新聞発行翌年の97年3月。それが今や上場して紹介売上94億円です。
派遣にしろ紹介にしろこの10年間は合従連衡、超高成長の疾風怒濤の時代であったわけです。まだ続きますが、、、。