Research of manpower supply business field.

他に類のない派遣業界幹部向けの会員制メールマガジンを発行し始めて4年になります。派遣業界に 関する話題を斬新独特の切り口で取り上げ、多くの派遣会社管理職の皆様に愛読いただいております。そのバックナンバーの一部を御覧下さい。

東田康之

売上に占める募集費比率
昨日市況通信購読いただいている情報系派遣会社の社長様からこんなメールをいただきました。お名前伏せて公開しますと

>  人材ビジネスフォーラム  東田康之様 
>   おはようございます!
>     先日は御来社いただきありがとうございました。
>     健保見合いの料金改定一律20円UPは、本体、グループとも
>     に、おおむね仕方ないかという感じで進行しています。
>     もっとも端数切捨て分は自助努力でカバーすることになります。

>     ところで、宣伝広告費について、各社の対売り上げ比率の状況
>     について何か情報がありましたらお知らせ願えませんか?
>     ちなみに、弊社は1.9%となっています。


うーん、募集費の比率の相場はどのあたりか、、、。

きっと現在来期予算を策定中で、決定責任者の社長様としてはふと自社の水準は世間水準に比べて妥当かどうか気になられたのでしょう。実は昨年7月25日発信の市況通信225号「上場5社のPL主要指標比較」に19年度単年の募集費比率は掲載しております。
http://www.hakenn.jp/manage/page15.html

社長には早速このバックナンバーを送信させていただいたのですが、これがきっかけで新しい興味が湧いてきました。スタッフ不足の昨今、「売上に占める募集費比率は年々上昇しているのではないか?」
皆様どう思われますか? これを調べるには上場派遣会社のホームページのIRライブラリーにある過去数年の損益計算書を調べる必要があります。で、、やって見ました。上場7社の過去4年分の募集費比率を表にまとめましたのでご覧ください。果たして比率漸増しているか、、、。上記社長様にはこれをもって回答とさせていただきます。


なお募集費比率について釈迦に説法を承知で私見を述べさせていただきますと、最強の募集方法は募集費増額ではなく、募集時給をUPさせることです。安い募集時給でネット媒体5つ使うより、高い時給でネット媒体2つのほうが募集効果は上がるでしょう。また応募者の受け皿対策もあります。夜間・休日登録会を月1回しか開かずにネット媒体5つ使う会社よりも毎週開いて2つしか使わない会社の方が来社数多くなるかもしれません。媒体募集費は募集手段の一部にしか過ぎないことをことをお含みください。