他に類のない派遣業界幹部向けの会員制メールマガジンを発行し始めて4年になります。派遣業界に
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東田康之
派遣業界の業績が低迷している昨今、「近隣業界」である人材紹介業界の景況はどうか?
皆様がたの会社では人材紹介部門お持ちのところも多いでしょうからこのテーマには大きな関心をお持ちのことと思います。
さてこの業界の最近の景気はどうして調べるか?
いつものごとく業績が公開されている上場人材会社のIRページをひっくり返すしか方法はありますまい。この際、最新の市況変化を知りたいので、年間売り上げの昨年伸び率を見たのでは網目が粗すぎます。ここは四半期ごとの売上の前年伸び率推移が適当です。しかし各社四半期決算の部門別売上は各期累積数字での発表ですので、四半期売上そのものは前期の数字を引いて求めなければなりません。すなわち第3四半期の数字から第2四半期の数字を引くという面倒な作業です。でもやって見ました。
調査対象としては本来は紹介御三家であるリクルートーエージェント、インテリジェンス、JACジャパンなのでしょうが、Rエージェントは上場しておらず、数字非公開ですのでやむを得ず他の2社と東証1部上場のパソナ、テンプスタッフの紹介部門の4社を取り上げます(ただしこの派遣2社は紹介予定派遣の数字も含まれております)。
さて結果はどうか?
やっぱり、です。4社とも今年に入ってから急速に伸びが鈍り、前年割れの会社が2社出ております。この4社は超大手、大手に位置しますので、この業績変化は紹介業界の全体市況を反映しているかと思われます。
加えて四半期数字に分解してよかったです。テンプスタッフを例に取ると、通期では46.8%の高い伸びでしたが第1四半期は99.3%も伸びていたのが第4四半期では▲4.1%。通年だけ見ていればわかりませんね。他社も同じ傾向です。
紹介業界も強烈な逆風に見舞われているというのが結論です。
それから各社売上を調べて気づいたことですが、テンプとパソナの紹介売上は紹介予定派遣が入っているとはいえ、JASDAQ上場のJACジャパンの売上に遜色ないところにまで育っています。もちろん2社とも別会社で運営しております。